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2024.08.23 2024.11.23 ポータブル電源

極小ベランダで自家発電!1日で1.6kw充電した方法 おすすめパネルも紹介

極小ベランダで自家発電!1日で1.6kw充電した方法 おすすめパネルも紹介

1.6kWhは冷房MAXで2時間分にもなる! ノリンです。

筆者は賃貸のアパート住でありながら、太陽光パネルを設置して楽しく節電をしております。

ベランダと言っても1畳程度の大きさしかなく、さらに、その半分は室外機が設置されているため人ひとり立つのがやっとの大きさしかありません。

そんな中でも、1.6kWhという電気を生み出すことができました。

この記事では

  • 必要なソーラーパネルのサイズ
  • 最適なパネルの方角・角度
  • おすすめのソーラーパネル

などを解説しています。

ではまいりましょう!

もくじ

Toggle
  • ソーラーパネルで効率よく電気を作るには?
    • ソーラーパネルの大きさ
    • ソーラーパネルの方角・傾斜角度
  • ソーラーパネルの選びかた
    • 一般パネル
    • フレキシブル
    • 折り畳み
  • ソーラーパネルサイズ別のまとめ
    • フレキシブル ソーラーパネル(おすすめ)
    • 折り畳み式 ソーラーパネル
  • まとめ
    • 関連記事

ソーラーパネルで効率よく電気を作るには?

「100Wサイズのソーラーパネルでも400W出せる!」などといった、魔法のような方法ではありませんので悪しからず!

ソーラーパネルは

  • 設置したい場所に置けるであろう最大サイズを使用
  • 電気変換効率が良いものを使用
  • 適切な方角・傾斜角で設置

この3点を考慮しておけば、最大効率で発電することが可能となります。

注意!

ポータブル電源をソーラーパネルで充電する場合、入力時のW数は上限が決められていますので、必ずご利用のポータブル電源を確認してくださいね。

筆者の所有しているEcoFlow DELTA Pro 3は、HI/Low2つのソーラー入力を同時に使うことでMAX 2600Wの高出力で充電が可能になります。

超大容量のポータブル電源 EcoFlow DELTA Pro 3 を使ってみた感想!活用方法も徹底解説
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ソーラーパネルの大きさ

ソーラーパネルが大きくなるほど、発電できる電力も大きくなります。

サイズも10W程度の小さい物から、600Wなど屋根に乗せるような大きな物までありますので、

  • 自分が設置したい場所はどこか
  • 置けるパネルの大きさはどのくらいなのか
  • 設置・固定はどうするか

などを、細かくイメージしておくことが大切です。

POINT

ソーラーパネルのサイズを確認し、設置場所をメジャーなどで測ってから購入しましょう!
ソーラーパネルは安い買い物ではないので、念入りに確認しておいてくださいね。

リンク

筆者の住まいは小さいベランダですが、375W(サイズ:1850mm×1070mm×2.5mm/重量:5.7kg)のソーラーパネルを設置しております。

ベランダとしては使えなくなってしまいましたが・・・(笑)

電気変換効率とは

太陽光における電気変換効率は、ソーラーパネルが太陽光から電気エネルギーを生成する際に「どれだけ効率良く電気エネルギーに変換できるか」を数値で表したものです。

POINT

一般的に20%以上のソーラーパネルであれば、効率が良いとされています。

効率が良ければそれだけロスが少なくなるで、同じ大きさ(W数)のソーラーパネルで比べた場合に電気変換効率が良いソーラーパネルの方が発電してくれるということです。

ソーラーパネルの方角・傾斜角度

ズバリ、ソーラーパネルは南向きに30度の傾斜角で設置してください。

これが非常に重要で、ソーラーパネルは方角・傾斜角が適切でないと本領発揮してくれません。

特に「日の当たらない方角」での発電は困難です。

実際に375Wのソーラーパネルを南西向きのベランダの手すりに垂直に固定する形で設置した際、晴れた日の昼にもかかわらず、130W程度しか発電できませんでした。

「375Wのパネルでもこれしか発電しないのか…」と落胆したのを覚えています。

その後に角度を30度に調整したところ発電量が一気に増え、最大320W まで上がりました。このことからも、角度が重要なことが分かります。

そしてこの日に1日の充電量が 1.6kWh を記録しました。

POINT

Wh(ワットアワー)は、1ワット(W)の電力が1時間(h)にわたって使用されたときのエネルギーの量を表します。
例えば、100Wの電球を1時間点灯させた場合、その消費電力量は100Whになります。また、バッテリーの容量が200Whと表示されている場合、そのバッテリーは200Wの電力を1時間、または100Wの電力を2時間供給できるという意味です。

方角が悪かったり、常に影がかかる場所では数十Wしか発電できないこともあるので、設置場所の確認は必ずしておきましょう。

下記の「落胆しないためのソーラーパネルの設置条件」で設置が難しい場合は、ソーラーパネルでの発電自体を諦めた方が無難だと思います。

ソーラパネルも高価ですから「購入したのに使えなかった」と落胆してほしくないのです!

落胆しないためのソーラーパネルの設置条件

  • 南東~南西の方角に設置できる(東・西△、北✕)
  • 30度の傾斜角で設置ができる(平面〇、垂直△)
  • 周りの建物や、軒や庇の影がベランダに被りずらい(常に日陰✕)

この条件が満たせるようであれば、ベランダでもソーラーパネルの恩恵を十分受けられるのではないでしょうか。

ソーラーパネルの選びかた

小さなベランダに設置する目的としてソーラーパネルを選ぶなら「フレキシブルパネル」をおすすめします。

先ほど上記で「実際に使っている375W」とご紹介したパネルも「フレキシブルパネル」です。

パネルは大まかに

  • 一般パネル:屋根などに使用されている一般的なパネル
  • フレキシブル:カーブに沿って湾曲させることができるパネル
  • 折り畳み:折りたたんでコンパクトにできるパネル

に分かれるため、使用状況をイメージして選択しないと「買ってみたものの使えなかった、又は使いずらい」といった状況になってしまいます。

必ず、使用場所を明確にして選択しましょう。

特徴は以下の通りです。

※参考のパネルは比較しやすいように、EcoFlow製品に統一しています。

一般パネル

  • フレームがあるため頑丈
  • 太陽光パネルもガラスで保護されているため耐久力が高い
  • 頑丈な分、重量は重い
  • 価格は1番安い
  • 参考:EcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(剛性) 2枚 / 寸法:980 × 586 × 30 mm / 重量:6.2 kg
POINT

頑丈で耐久力が高いため、住宅の屋根やメガソーラーなどに使用されている

フレキシブル

  • 湾曲させることができる
  • 重量も軽いため手軽に設置が可能
  • 価格は安め
  • 参考:EcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性) / 寸法:1,055 x 612 x25 mm / 重量:約 2.3 kg
POINT

湾曲している面でもぴったりと貼ること可能で、車の屋根やビニールハウスなどにも設置できます。

折り畳み

  • 折りたたむことでコンパクトに持ち運ぶことができる
  • 重量は重い
  • 曲げしろがあることで、同W数の場合、フレキシブルなどに比べ大きく重くなる
  • 価格は高め
  • 参考:EcoFlow 110W 折り畳みソーラーパネル / 寸法:420 x 1785 x 25 mm(展開時) / 重量:6kg
POINT

キャンプ・災害時など家以外での使用又は緊急時を想定するなら折り畳み式一択です。

このような特徴を比較し、筆者は軽くて湾曲も可能な特徴が汎用性も高いと考え「フレキシブルソーラーパネル」を購入しました。

ソーラーパネルサイズ別のまとめ

ソーラーパネルサイズ別のまとめ

冒頭で「設置可能な最大サイズ」と言いましたが、場合によっては100Wパネル3枚を直列や並列に繋いで、別々の場所に設置するなどの方法も考えておきましょう。

ただし、ポータブル電源によって入力可能な最大許容V(電圧)とA(電流)が決まっていますので、計算をして許容数を超えないように注意が必要です。

POINT

1. 直列接続の計算
直列接続では、電圧が加算され、電流は一定です。

電圧: 17.1V + 17.1V = 34.2V
電流: 5.9A(変わらない)
出力:34.2V × 5.9A = 201.78W

2. 並列接続の計算
並列接続では、電圧は一定で、電流が加算されます。

電圧: 17.1V(変わらない)
電流: 5.9A + 5.9A = 11.8A
出力:17.1V × 11.8A = 201.78W

「POINT」にある計算はEcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性) のスペックを元に計算しています。

なお、並列で繋ぐ場合は専用の接続コードが必要です。(直列の場合は必要ありません。)

リンク

ドアや窓にケーブルを挟み込まないといけない場合はフラットケーブルがあります。

リンク

フレキシブル ソーラーパネル(おすすめ)

  • パネルの外周に穴が開いているため、結束バンドで固定することができます。
  • ボンドで張り付けてしまう場合などを除いて、穴の有無は確認が必要です。
注意!

エコフロー製品の寸法が各販売サイトによって誤差がありましたので気になる方は購入前に確認してください。

EcoFlow 100W

  • 寸法:1,055 x 612 x 25 mm
  • 変換効率:23%
リンク

LVYUAN(リョクエン) 200W

  • 寸法:1580 x 710 x 3 mm
  • 変換効率:21%
リンク

折り畳み式 ソーラーパネル

  • パネルの外周に穴が開いているため、結束バンドで固定することができます。
  • 穴の有無は確認が必要です。

EcoFlow 110W ソーラーパネル

  • 展開寸法:1580×514×20 mm
  • 折畳寸法:420 × 514 × 20 mm
  • 変換効率:22.8%
リンク

EcoFlow 160W片面 ソーラーパネルGen2

  • 展開寸法:1628 x 615 x 24 mm
  • 折畳寸法:420 × 615 × 24 mm
  • 変換効率:25.00%
リンク

EcoFlow 220W片面 ソーラーパネルGen2

  • 展開寸法:2155 × 615 × 25 mm
  • 折畳寸法:590 × 615 × 32 mm
  • 変換効率:25.00%
リンク

EcoFlow 400W ソーラーパネル

  • 展開寸法:約2365×1058×25 mm
  • 折畳寸法:615 × 1058 × 25 mm
  • 変換効率:22.60%
リンク

まとめ

  • 必要なソーラーパネルのサイズ=メジャーで設置場所の寸法を確認し、設置できる最大サイズ
  • 最適なパネルの方角・角度=南向きに30度の傾斜角
  • おすすめのソーラーパネル=フレキシブルパネル

のように経験から小さなベランダ(スペース)で効率よく発電する方法・条件を解説してきました。

残念ながら、日照条件が伴わない場所では購入を見送ることも必要ですが、ポータブル電源とソーラーパネルは相性抜群であるため、条件が整っているのであれば是非挑戦してみてほしいです。

筆者は「今日はどのくらい発電したかなぁ|д゚)」と充電量を見るのが、毎日の楽しみの一つとなっております。

ではまた!

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この記事を書いた人

ノリン

元整備士で、現在はSE?として活動中の [ノリン] です。 ポータブル電源と太陽光パネルを手にしたことをきっかけに、節電にはまっており、生活に関するお得な情報発信をしています。 プロフィール詳細を見る
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