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2024.08.15 2024.09.06 ポータブル電源

EcoFlow(エコフロー)の使い方 パススルーの解除方法を解説 AC充電を止める方法とは?

EcoFlow(エコフロー)の使い方 パススルーの解除方法を解説 AC充電を止める方法とは?

自家発電Fuuuuu-(≧▽≦)ノリンです。

今回、EcoFlow(エコフロー)の使い方として「コンセントを繋いだまま、パススルーを止める方法」について解説したいと思います。

ん?・・・ですよね。

「なんで、パススルーを止めるを必要があるの?」って声が聞こえてきそうです。

まず前提として、筆者は下記の使い方をするためにポータブル電源を導入しております。

  1. 東京電力の「夜とく8」で割安料金の23時〜7時に充電
  2. 前項以外の時間にバッテリーから電力供給
  3. 「1.」及び「2.」を自動で切替

想定していた使い方がEcoFlow本体のみでは出来ないことに気づきました。

詳しくは、記事内で(゚Д゚)ノ

POINT

筆者の使っている「デルタプロ3」は2024年9月のアップデートで「TOUモード」が実装されたため、電気料金が安い時間帯などをあらかじめセットする事で、コンセントタイマーが無くても自動で充電・放電を行ってくれるようになりました。購入予定のポータブル電源に「TOUモード」が無い場合はコンセントタイマーを使ってコントロールしましょう!

この記事を読むと

  • パススルーを止める方法
  • パススルーのあるポータブル電源を有効活用する方法

が分かります。

超大容量のポータブル電源 EcoFlow DELTA Pro 3 を使ってみた感想!活用方法も徹底解説
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結果を先に言いますと、この問題はコンセントタイマーを導入すれば解決です。

↓タイマーでのON/OFFはもちろん、スマホを使い遠隔でON/OFFできるタイマー(おすすめ)

リンク

↓先に設定を行うことで、時間通りにON/OFFを繰り返してくれるタイマーもありますが、こちらはスマホが使えない、WI-FI環境が無いなど、特別な理由がない限りおすすめできません。理由は記事内で解説します。

リンク

もくじ

Toggle
  • パススルーとは?
    • パススルーが必要な状況
  • タスク管理機能でも無理だった!
  • パススルーをさせない方法
    • おすすめのコンセントタイマー
  • 具体的な設定方法
    • エコフローの設定
    • コンセントタイマーの設定
    • 充電容量が残り少ないと通知が来たら
  • まとめ
    • 関連記事

パススルーとは?

パススルーとは、ポータブル電源が充電されている最中でも、他の電気機器に同時に電力を供給できる機能を指します。具体的には、ポータブル電源がコンセントやソーラーパネルなどの外部電源から充電されている間、その電力がバッテリーをスルーしてポータブル電源に接続されたデバイスにも供給される仕組みです。

このため、ポータブル電源のバッテリーがまだ完全に充電されていなくても、接続されたデバイスを継続して使用することができます。

簡単に言えば、バッテリーをスルーして直接機器に電力を供給する状態です。

パススルー時の入力と出力
パススルーのため、入力と出力が同じになっている 

画像は入力と出力が同じですが、実際には必ず同じになるわけではありません。また、パススルーのみの状態ですと本体の容量がほんの少しずつ減って行くのを確認しています。

パススルーが必要な状況

「パススルーとは」上記でも説明した通り、ポータブル電源を充電しながら、本体の電源に接続した機器をバッテリーを使わずに動かす機能です。

通常ポータブル電源は「充電後に電源のない場所で電気を使う」ための製品なので、この使い方だけではパススルー機能は不要なはず・・・

では、パススルー機能が必要になる状況とはどのような場合でしょうか?

それは、長時間電気を使い続ける必要があるときです。具体的には、エアコンや冷蔵庫などが該当します。これらの機器は、電子レンジやケトルのように短時間で動作が終わるものとは異なり、長時間にわたって電源を入れたままにする必要があらからです。

このような場合、ポータブル電源の充電が減ってきたときでも、コンセントを差し込むことでパススルー機能が自動的に働き、電気機器への電力供給を途切れることなく続けることができます。

活用方法にもよりますが、上記のようなことから小容量(1kWh~2kWh)のポータブル電源では、そもそもキャンプなどの電気の無い場所に持っていくことを想定していることが考えられるため、パススルーを使う機会は少ないかもしれませんね。

「コンセントを差し込むことでパススルー機能が自動的に働き?」・・・ここで疑問が浮かびます。

はて?家で使う場合にコンセントを差し込んだままだと、ずっとパススルーになってしまうのでは?・・・

充電したままパススルーでは、バッテリーの電気が100%のまま減らないのでは!?・・・

はい。予想通りコンセントを繋いだままでは充電されっぱなしで、バッテリーの電気を使うことができませんでした。

タスク管理機能でも無理だった!

すべてのエコフロー製品で使える機能かは分かりませんが、筆者の使っている「エコフロー デルタプロ3」では、スマホアプリ上でタスク管理設定があります。

タスク管理画面

画像の通り「各入力・各出力を指定した時間の間だけ使用可能にする」ことが可能です。

この機能があればコンセントタイマーが無くても充電を制御できると考えていたのですが、実際に「AC充電:23時~7時のみ可」で使ってみたところ、本体に充電しないだけでパススルー機能により、家庭用コンセントから、バッテリーをパススルーした電気が機器にそのまま給電されているだけとなりました。

つまり「パススルーとは?」でご紹介した入力と出力が同じ状態(下記画像)になってしまうのです。

ちなみに求めているのは

  • 入力:0w
  • 出力:必要電力

の状態です。

パススルー時の入力と出力

思ってたんと違う!(゚Д゚)ノ

筆者のイメージでは、タスク管理の「AC充電ON/OFF」は「家庭用コンセントからの電力供給がON/OFFになる機能」でした。

もしかしたら、今後のアップデートで出来るようになるかもしれませんが、「えっ!できないの!?」と思った瞬間でした。

パススルーをさせない方法

本題です。

冒頭でも話した通り筆者は、下記の使い方をするためにポータブル電源を導入しました。

  1. 東京電力の「夜とく8」で割安料金の23時〜7時に充電
  2. 前項以外の時間にはポータブル電源本体から各家電へ電力供給
  3. 「1.」及び「2.」を自動で切替

ここで問題になるのが、

  1. 家庭用100V~本体にコンセント繋いだままだと、電力供給されてしまうこと(ずっと充電&パススルーされてしまう問題)
  2. の本体の充電を23時〜7時の間のみ行い、それ以外の時間の電力供給をどのようにSTOPさせるか

の2つです。

この2つの問題を同時に解決してくれるのが、ご紹介したコンセントタイマーなのです!(^o^)/

おすすめのコンセントタイマー

おすすめはスマホを使い遠隔でもON/OFFが可能なコンセントタイマーです。

スマホを持っていて、ご自宅にWI-FI環境があるならこれ一択だと思います。

リンク

下記製品のように、先に設定を行うことで、時間通りにON/OFFを繰り返してくれるタイマーもありますが、今回の使用方法ではおすすめできません。

リンク

理由は、指定した充電開始の時間より先にポータブル電源の充電が切れる可能性があるからです。

例えば、エアコンや冷蔵庫といった長い時間ONのままにする必要がある場合、電力供給が止まるのは良くありません。

そこで、遠隔の出来るコンセントタイマーであれば、ポータブル電源の充電が切れる前にONにして給電できるので、機器の電力供給を止めずに継続使用できるようになるのです。

POINT

エコフローデルタプロ3は、充電容量が20%未満、10%未満になると通知が届くようになっているので、通知が届いたらコンセントタイマーをONにしましょう!

充電容量の通知
充電容量の通知

8月の真夏でエアコンを使っていることも有り、毎日通知が来ていますね。(笑)

具体的な設定方法

たたさて、ここまででコンセントタイマーが必要な理由はお判りいただけたと思います。

ここからは、設定方法を解説します。

といっても、めっちゃ簡単です!

エコフローの設定

まずは、エコフロー側から

タスク管理画面

1. エコフローの設定画面から、タスク管理を開きます。

2. 条件から「AC充電」を選択し、充電を行いたい時間帯を設定します。

エコフロー側の設定は以上です。

次に、コンセントタイマーの設定に移ります。

コンセントタイマーの設定

初めての方は、初期設定(登録)が必要なので、説明書を読みながら行ってください。

コンセントタイマーのスケジュール

1. 対象のコンセントタイマーを選び「スケジュール」を選びます。

2. ONにしておきたい時間を設定します。

  • ON:23時
  • OFF:7時

以上で全ての設定が完了です。

エコフロー側とコンセントタイマー側の設定を行うことで、任意の時間のみ家庭用コンセントからの充電を行うことが可能となります。

充電容量が残り少ないと通知が来たら

遠隔ON/OFF

コンセントタイマーのアプリを開き、ポータブル電源が接続されているコンセントをONにすることで、電気供給が始まります。

POINT

今回の設定では、エコフロー側で23時~7時に充電するように設定しているので、23時になるまでは入力・出力が同量のパススルー状態になります。

まとめ

エコフローのポータブル電源を使う際、パススルー機能が自動的に働くことで、

  1. 東京電力の「夜とく8」で割安料金の23時〜7時に充電
  2. 前項以外の時間にはポータブル電源本体から各家電へ電力供給
  3. 「1.」及び「2.」を自動で切替

のような想定していたことができませんでした。

今回はこの問題を「コンセントタイマー」を使って解決する方法をお伝えしました。

おすすめはスマホから遠隔操作できるタイプの製品です。

リンク

これがあるだけで、指定した時間帯にのみ充電を行い、それ以外の時間帯ではバッテリーからの電力供給を実現することが可能です。

うまく組み合わせることで、電気料金の節約と効率的な電力供給を両立させることが可能となります。

ぜひ試してみてください。

ではまた!

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この記事を書いた人

ノリン

元整備士で、現在はSE?として活動中の [ノリン] です。 ポータブル電源と太陽光パネルを手にしたことをきっかけに、節電にはまっており、生活に関するお得な情報発信をしています。 プロフィール詳細を見る
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